〜まじ無理からの、じわじわ順応ライフ〜
転職して新しい会社に入るたびに直面するのが、その会社ならではのルールや風習。
「社会人なら常識でしょ」と言われそうなことでも、会社が変われば非常識にすら見えることもあります。
特に50代での転職では、「これは無理かも」と思いながらも、どうにか順応していく葛藤との向き合いがあるんですよね。
【その1】年間休日105日ってウケる(いや、笑えない)
「正社員・年間休日105日」って求人票に書いてあったけど、最初は特に気にしなかった人も多いはず。
でも実際に働き始めると、その少なさに驚愕。
「え、月に8日しか休みないの? しかも希望休も通らない?」
業種によっては飲食やサービス系でよくある話。
「日曜出勤あるけど振替ナシ」と聞いて、「え、部活ですか?」と思ったという声も。
年間休日120日以上に慣れていた人にとっては、体力よりもメンタルが削られる。
【その2】半休制度がないなんて、令和にまだあるの?
ちょっと病院に行きたいときや、子どもの授業参観のために午後だけ抜けたい。
そんなとき「うちは半休制度ありません」って言われてフリーズ。
「1日丸々休まないとダメなんですか?」
「有給の使い方、雑すぎません?」
半休があれば働き方の幅はぐっと広がるのに…。
柔軟な働き方が求められる時代に、これは地味につらい。
【その3】当日休むと欠勤扱い、しかもボーナスカット
これはもう、まじ無理案件。
子供の急な体調不良や、自分の体調不良で当日連絡して休んだら、
「当日の有給申請は認めていないので欠勤扱いです」&
「ボーナス査定も1万円マイナスになります」
え?人間って急に熱出すこと、ありますよね?
「自己管理がなってない」って言われても、子どもが夜中に発熱したらどうしようもない。
有給制度って、“有”給なんじゃないんですか…。
【その4】謎の「帰りの挨拶行脚」
「お先に失礼します」と言うだけなのに、なぜか部署を全部回る「帰りの挨拶行脚」システム。
フロアをぐるっと一周しながら、
「本日もありがとうございました〜」って、営業、経理、総務、そして隣の部署まで…って、それだけで約10分。
やらないと「挨拶ないってどうなの?」って陰で言われるらしい。
これ、もうこれいいそスタンプラリーにしてくれたら逆に楽しめるのに。
【その5】朝礼での“やる気発表”がもはや宗教
出勤した直後、目も開ききってない状態で始まるのが「朝のやる気宣言」。
「今日の目標を発表します!笑顔でがんばります!」
「昨日の反省を一言お願いします!」
これ、最初は面食らうけど、何回かやってると逆に自分を鼓舞するルーティンになってきたりする。
とはいえ、50代の新人が元気よく「本日の目標!」って言わされるの、地味にメンタル削られる。
【その6】時短勤務の終わり=退職の始まり?
育児と仕事を両立している人にとって、子どもが小学校に上がるタイミングは大きな転機。
「当社では、小学校入学と同時に時短勤務が終了します」
と言われ、退職せざるを得なかったケースも。
保育園→学童への切り替えで、送り迎え時間も大幅に変わる。
それでもフルタイム勤務を求められたら、退職してパートに切り替えるしかない現実。
制度がある=実際に使える、ではないのがつらい。
結局、慣れるしかないのかもしれない
会社に入ったら、その会社の“空気”に染まる必要があるのは、ある意味当然。
でも「なんでこのルール?」と首をかしげたくなることは、正直たくさんある。
文句を言うのも違うし、とはいえ納得できない部分に折り合いをつけて働くのは、意外と消耗するものです。
それでも、今ここで働くと決めたなら、自分の感覚を少しずつその会社に近づけていくしかない。
まさに「まじ無理」からの、「じわじわ順応ライフ」。
どんなに年齢を重ねても、新しい環境に飛び込んだときの戸惑いって、なくならないんですよね。
おわりに|私たちの“働き方”は進化している、…はず
会社のルールや慣習に戸惑うのは、あなただけじゃありません。
50代であっても、新しい環境には驚きが満載。でもそれが“会社あるある”というやつ。
理不尽に感じること、笑って済ませられないこともあるけれど、
誰かの「うちもそうだったよ」の一言で、少し気がラクになることも。
このブログでは、そんな「会社の中の小さな驚き」や「働くって何?」を、これからもリアルに綴っていきます。
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